日穏-bion-の主宰者、岩瀬晶子が日々思うことなど綴ってます。
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昨日8月15日は日本の終戦記念日でした。

毎年この時期になると、ニュースやドキュメンタリー番組が戦争関連の番組を放送します。
私も稽古中で見られないため予約して見ていますが、この間のNHKスペシャル「731部隊の真実」は、細菌兵器を開発していた日本軍の残虐行為や関わった研究者についても正面から捉えていて、とても見応えがありました。

それに続いてBSで放送していた番組では、アメリカが日本の本土空襲にこだわった理由を検証していました。

同じ戦争の事を話すにも、国や立場が違えば異なった見解になります。
どの国も自国に都合の悪いことは言いたくないというのが正直なところでしょう。(ドイツは例外ですが… )

特に日本には「水に流す」のが美徳だという考え方があるので、戦後「まぁまぁ、お互い傷ついたんだから、みんなで痛みを分け合えばいいじゃないですか」といった考え方になってしまったのかもしれません。

それによって学校での教育では、戦争は年号や名前を覚えるだけの「自分達とは関係ない歴史上の出来事」になり、見せられる映像資料は「原爆や空襲で多くの民間人が殺されてしまうから、戦争はいけない」というものが多かったように思います。
もちろん、原爆や空襲は民間人を狙った無差別攻撃であり、その事を正当化させる事は到底できません。
当然、日本が中国をはじめとするアジア各国の民間人に行った行為もです。

でも、どうしてそうなったかという根本的な理由を子供たちに考えさせ、当時の加害者の気持ち、被害者の気持ち、渦中にいた人たちの気持ちを想像させるような教育をしなければ、また同じ事を繰り返してしまうのではないでしょうか。

そういう意味でも、今年のNHKの番組は踏み込んでいるなと感じました。

世界中がきな臭い感じにシフトしてきている今日このごろ。

私が大学4年間を過ごしたアメリカのバージニア州で、白人至上主義者がデモを行い、反対派の人たちと衝突して死傷者が出るという痛ましい事件が起きました。
トランプ大統領は避難する声明を出しましたが、彼の移民や外国人に対する態度が、差別主義者達を勢いづけている事に気付いていないのかな…。

幼い子供には、肌の色や風習、宗教などで他人を差別する心はありません。
大人から学ぶのです。

だからこそ、子供たちには色々な立場から公平に物事を見られるようになるための、教育を行う必要があるのではないでしょうか。

私ももちろん戦争を体験したわけではありません。でも子供の頃は、お年寄りが自らの体験を話してくれたし、今より戦争を身近に感じていました。

そんな私達中間世代が、若い世代に先人の思いを伝えていかなければ…
と改めて肝に銘じた8月15日でした。

NHKスペシャル
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【2017/08/16 17:01】 | 未分類
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