日穏-bion-の主宰者、岩瀬晶子が日々思うことなど綴ってます。
先日お伝えした劇王、無事に予選、準決勝と勝ち進み、いよいよ明日15日(日曜日)の18時から決勝があります。
4団体出るのでチケットは即日完売!皆さん、応援してて下さいね~。



しかし今回このイベントに参加してみて、改めて「演劇」って何でもありだな~と思いました。

絵画にも、写実主義、印象派、シュールレアリズム、モダンアート等々、色んなスタイルがあり、そこには正しいも間違いもないので、見る側が自分が好きな物を選んで見ています。
トイレの便器だって美術館に飾られていれば芸術になるし、キャンバス一面がただ真っ青に塗られてるだけの絵だって、何百万もするアートなのです。

演劇は、脚本、役者、演出に加え、照明、音響、舞台装置などすべて備わった総合芸術。
だから、より顕著に好みの差も出てきます。

劇王に参加した19団体も全然違いました。
あるチームはロボットのpepperが主役、あるチームでは下ネタ連発、ラップを駆使したちょっとアングラっぽいスタイル、アニメの世界から抜け出してきたようなビジュアル系のものもあれば、お笑いっぽいもの、心の闇を描いた静かな芝居もあり、これどうやって審査するんだろう…と思っていましたが、この審査員の講評がまた面白かったです。
もちろん審査員も人間ですから、基本的には自分の好みかそうでないかで審査する人が多いのでしょうが、作品の構成について的確にアドバイスしていたり、細かいところをちゃんと見ている方もいて、同じ作品に対する自分の見方と全然違ってたりすると、「なるほど~」と考えさせられます。

まぁそんな中で、日穏-bion-はド直球な芝居をやっています。
日穏が作る「日常を切り取った、笑って泣けて楽しめる芝居」は、ちょっとエッジなものやドロドロしたものが好きな演劇人にはあまり好まれないかもしれません。
でも、それは仕方ない、好みですから。

前述した演劇の要素の中に、忘れてはいけないものがもうひとつ・・・それは観客の存在です。
演劇は観客がいなければ成り立たない芸術なのです。

だから個人的には、一般のお客様を置いてきぼりにするような作品はあまり好きではありません。
日穏がこだわって作っているのは、今まで一度も舞台を見たことがないという方が、「舞台って面白いんだ!また観たい!」と言って下さるような芝居。

そして、「明日花」を観たお客様からは「戦争は二度としてはいけないと思った」という感想をいただき、「月の海」を観たお客様からは「母に電話してありがとうと伝えたくなった」という感想をいただいたように、観客の皆さんと想いを共有し、何かお土産を持って帰っていただけることが、何よりの私の喜びです。

劇王の決勝に残った4チームもそれぞれ全くカラーが違います。
勝ち負けなんて考えず、とりあえず楽しんでやりたいと思いま~す!!
(^0^)
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【2017/01/14 11:48】 | 未分類
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