日穏-bion-の主宰者、岩瀬晶子が日々思うことなど綴ってます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

先日、ポレポレ東中野に「沈黙を破る」というドキュメンタリー映画を観にいきました。
とても良かったです。

P1000185_convert_20090612112304.jpg

パレスチナ・イスラエル問題を30年近く追って来たジャーナリストの土井敏邦氏が監督した長編映画。
ヨルダン川西岸の難民キャンプに暮らすパレスチナ人の生活、イスラエル軍による突然の軍事侵攻によって生まれる悲しみ、苦しみ、そして憎しみ・・・。

一方で、「世界一道徳的な軍隊」と信じて入隊した若きイスラエル兵たちは、占領軍という立場になった時、いとも簡単に怪物になっていく・・・。

「沈黙を破る(Breaking the Silence)」というのは、占領地に赴いた経験を持つ元イスラエル兵たちによって作られたNGOの名称で、彼らは写真展などを開き、自分達がパレスチナ人達に行った虐待、略奪、殺戮などの加害行為を告白する活動をしています。

映画は、パレスチナ人の家族や生活の様子をベースに、「沈黙を破る」のメンバーへのインタビュー、また、その活動には賛同していないメンバーの両親へのインタビューなどを映し出しています。

ナレーションも音楽も、凝った演出も何も施してありません。
それ故に、見る側がより深く感じ、考える事が出来る作品になっています。

パレスチナ・イスラエル問題なんて遠い国の出来事で、自分達には何の関係もないと思う日本人も沢山いると思います。
でも、この作品を見て私が真っ先に思い浮かべたのは、元日本兵の中国をはじめとする侵略国への加害行為の数々・・・。そして、そんな残虐行為を未だに清算せず引きずっている国家。
決して他人事ではないのです。

「戦争」という行為は、国が違えど、時代が違えど、被害者にも加害者にも幸せをもたらすものではないということは歴史が証明しています。
その歴史から学ぶ事、そして世界で起こっている出来事を他人事と思わないことが、平和への第一歩なのではないでしょうか。
スポンサーサイト

【2009/06/12 12:53】 | 未分類
|
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。