日穏-bion-の主宰者、岩瀬晶子が日々思うことなど綴ってます。
ようやくホームページを更新しました。
公演が終わって早くも一ヶ月が経とうとしていたのに、なかなかまとまった時間が出来なくてそのままにしていてすみません。
公演の写真やアンケートもアップしましたので、是非覗いてみて下さい。

http://bion5.com

そうそう、先日公演を観に来て下さった映画監督が、とても面白かったと言って下さったのですが、1話目と2話目が繋がっているのが分からなかったそうです・・・。
確かに2話目の後半部分の台詞が稽古途中にカットになり、分かり難かったかもしれません・・・。
でも、二つの作品の繋がりが分かった方が単純に面白いと思うので、この場でちゃんと繋がりを説明しておきます。

まず、1話目の今井家の主人・竹雄は、父親を知りません。
ずっと父は、母・貞子と自分を捨てたと思って生きてきました。
そして、母・貞子は一年前、脳溢血で他界してしまいました。
そんな母の一周忌に、偶然母の昔からの友人・音無光子がやってきて、実は竹雄の父は竹雄が生まれたことすら知らないはずだと伝えます。同時に、母・貞子が密かに竹雄の父の消息を調べていたことが分かり、光子は父親に会いに行くように説得して帰ります。
戸惑い、思い悩む竹雄・・・。
ガンかもしれない竹雄にとって、それは自分の人生について考えるきっかけになりました。
そして、そんな竹雄に、妻・優子は、父親に手紙を書いてみたらどうかと便箋を渡します。
便箋を見つめる竹雄・・・物語はここで終わっています。

そして2話目の最後・・・学生運動に夢中になり、家を飛び出して15年間行方をくらましていた久雄が60歳になった頃、岡山の今井竹雄から手紙が届きます・・・
そう、つまり1話目の竹雄の父親が実は久雄だったのです。(一人二役を生かして、ウッチーこと内田雅樹さんが竹雄と久雄の親子をやりました。)
そして最後に赤ん坊を抱いてやってくるのは、1話目に出ていた竹雄の妻・優子なのです。

じゃあ竹雄はどうしちゃったの??という質問もありましたが、その辺はご想像にお任せします。
まぁウッチーが半分竹雄、半分久雄で演じてくれても良かったんだけどね・・・。(^^;)

それから、もう一つ繋がりがあったことをご存知でしょうか。こちらはなんとなく分かる人にだけ分かればいいやというくらいのものですが・・・。
1話目で東北からやってきた音無光子と光五郎親子。光子が竹雄に「父親に会いに行け」と説得する所で、自分の父親の話をします。「戦争から帰ってきてから人が変わったように飲んだくれては暴力を振るうようになり、母親と離婚した・・・」と。
この光子の父親こそが、2話目の永井家にちょっと出てきた孝吉(正吉の弟)なのです。
永井家の中で、戦争から帰ってきた孝吉の話を和代がするところがあったのを覚えていらっしゃるでしょうか。
これもまた深津哲也くんが、光五郎とその祖父の孝吉を一人二役でやっています。

という訳で、実は光子&光五郎と竹雄は親戚になるのです。
竹雄にとって光子は、曽祖父の弟の娘になります。
(それは勿論本人達も知りません。光子は幼い頃に、母親の実家である東北に引っ越してしまっているし、竹雄はそもそも父親の事を知らないので・・・)

おいおい、それは偶然が重なり過ぎてるんじゃないかぁ・・・という声も聞こえてきそうですが、まぁいいじゃない、お芝居なんだから!

下に、家系図を書いてみました。
永井家書くときは無い頭を振り絞って時代考証考えながら書いたのよ・・・

08010100_convert_20090310222247.jpg

ちなみにその監督さんは、「今井家の正月」をもっと長くして一つの作品にしてみては??と言って下さいました。他にもそんな意見を頂いたので、いつか上演するために書いておこうかなぁ・・・。

今回は「永井家の八月」とリンクさせる為、あえて人物の深い描写はしてないけど、もし一本だけで1時間40分書くなら、もっとしっかりそれぞれの登場人物を描写できるし、きっとお客さんも感情移入しやすくなるだろうしね。

スポンサーサイト

【2009/03/10 22:16】 | 未分類
|
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可