日穏-bion-の主宰者、岩瀬晶子が日々思うことなど綴ってます。
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先週、母方の祖父の十三回忌がありました。

母は東京出身で栃木に嫁いだので、母方の親戚はみな、東京に住んでいます。
都内のお寺に集まってお経をあげてもらい、お墓参りをしてから、神楽坂のうなぎ屋へ。

食事の前に、叔父から一枚の紙が配られ、そこには、生前、児童文学者だった祖父・藤田圭雄(たまお)が書いた「地球の病気」という詩が書かれていました。
1955年に書かれたというこの詩が、なんだか現在の環境問題や異常気象などを表しているようだということで、ピックアップしたそうです。
この詩には曲がついていて、ダークダックスのアルバムの中にも発見しました。

「地球の病気」

あんよで地面をたたきましょ 地球が病気だ苦しそう トントントン トンストトン
まいにちすこうしあつすぎる おねつがあるのじゃないかしら 〃
雨の日まいにちつづきます おなかがわるいのかもしれぬ   〃
きのうもゆらゆら地震です むしでもいるのか盲腸か     〃
どこかでもくもくきのこ雲 心臓破裂か癌でしょか      〃
あんよで地面をたたきましょ ぼくらは子どものお医者さん  〃

すでに半世紀以上前から地球の変化に気づいていたようで・・・。

若い頃は中央公論社に勤めていて、竹山道雄氏に頼んで「ビルマの竪琴」を書いてもらい、占領軍の検閲に引っかかったその本の出版に奔走したり、劇団民芸を立ち上げた滝沢修氏と交流を持ち、演劇に携わっていたこともあるそうです。

明治に生まれ、大正から昭和と激動の時代を生きた祖父は、きっと児童文学を通して世間に訴えたい事が沢山あったのでしょう。

その想いは、私が演劇を通して伝えたいことに近いのかもしれません。

川端康成氏とも親交の深かった祖父。

もっと色々話を聞ければ良かったのに・・・。
大人になってからあまり面と向かって話す機会がなかったのが残念でなりません。

こちら、祖父の若い頃の写真。

08010200_convert_20090310215551.jpg

こちらは祖母です。

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【2011/11/20 01:23】 | 未分類
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