日穏-bion-の主宰者、岩瀬晶子が日々思うことなど綴ってます。
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西荻窪駅から12~3分歩いた閑静な住宅街の中にある、こじんまりとしたスペース。

中庭にある楓の木が風に揺れて、なんとも涼しげな音をたたている・・・


そんな、都会の喧騒から離れた落ち着いた空間に、先週末、語りの公演を見に行きました。

文学座の同期だった友人が肺ガンで亡くなってから、もうすぐ1年。
生前、彼女がメンバーとして活動していた椿座が主宰する追悼公演でした。

会場内には彼女の写真があちこちに飾られていて、入った瞬間に、「アキちゃん、いらっしゃい!」という彼女の明るい声が聞こえてくるようで・・・。

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でも、今日は泣かないと心に決めました。だって、きっと彼女は私たちが悲しむのは望んでいないはずだから!


最初の演目は「出雲風土記」。
難しい言葉で、正直意味が分からない事も多々あったけど、日本語の響きの美しさに酔いしれていました。

そこにスピーカーを通して流れてきた彼女の声・・・
少しハスキーで、深みがあって・・・

とても迫力のある語りだったな。

2010080816050001.jpg

その後は、詩人でもある彼女のお父様が書いた詩の朗読。

静かな、美しい詩の数々・・・

彼女をモデルに書いたと思われる詩もあって、思わず微笑んでしまいました。

きっと天国で恥ずかしがってるのではないかしら・・・。

ご両親と弟さんも兵庫からいらっしゃっていて、色々お話しすることができました。

2010080816000000.jpg

みんなが一本ずつ持ち寄った花で作られたフラワーアレンジメント。粋な演出ですね。

2010080816050000_convert_20100817084402.jpg

夜は同期の人たちと駅前のファミレスに入って、昔話をたくさんしました。


今、稽古中の舞台では、若くして亡くなってしまう主人公・和恵が、自分の人生や生きている人たちを振り返って、愕然とします。

劇中の台詞から・・・
「生きている人たちは、まるで百万年も寿命があるみたいに、人生を無駄に過ごして、年中自分の欲望や後悔に振り回されている・・・」

・・・ドキッ!!

そうかもしれませんね。

彼女の人生は、家族や友人に囲まれて充実していたと思います・・・
けれど、35歳という若さで、この世を去るにはあまりにも早すぎた。

そんな彼女の無念の思いを引き継いで、もっと真剣に、大切に1日1日を生きなければいけないと心に誓いました。
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【2010/08/17 08:51】 | 未分類
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けいた
こんばんは。
人間誰しも自分でテーマを決めて、
この世に生をうけているだといいます。
病気で亡くなったのであれば、
すでに彼女の人生のテーマを完遂したのだと思います。

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この記事へのコメント
テーマ
こんばんは。
人間誰しも自分でテーマを決めて、
この世に生をうけているだといいます。
病気で亡くなったのであれば、
すでに彼女の人生のテーマを完遂したのだと思います。
2010/08/17(Tue) 23:40 | URL  | けいた #-[ 編集]
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