日穏-bion-の主宰者、岩瀬晶子が日々思うことなど綴ってます。
冷たい雨が降って、冬に逆戻りしたように寒くなったかと思うと、次の日はまるで夏のように暖かい・・・
三寒四温というけれど、今年の春は六寒一温って感じ。
明日はまた寒さが戻ってくるらしく、なかなか冬物の上着をクリーニングに出せませんね。

さて、ではバージニア話の続き。

先ずは、もう少し基本情報を・・・

バージニア州は東海岸に位置し、首都ワシントンDC、メリーランド州、ウェストバージニア州、ノースカロライナ州、テネシー州、そしてケンタッキー州に囲まれています。

州都はリッチモンド。

前にも書いたように、西側に行くと美しい山々が見られ、東側にはバージニアビーチなど、海岸線が広がっています。

今、やっている大河ドラマで話題のペリー率いる黒船は、バージニア州のノーフォークから出港したんですねぇ。

もともと何千年も前からネイティブアメリカンが住んでいましたが、そこにやってきたヨーロッパ人たちが植民地化していってしまったのは有名な話で、16世紀にイギリス人植民者が当時の女王エリザベス1世(通称:バージン・クイーン)にちなんで、「バージニア」と名づけたそうです。

世界史の授業を取った事がある人なら、「ジェームズタウン」というアメリカにおける最初の永続的植民地の名前を聞いたことがあると思いますが、このジェームズタウンがあるのがバージニアのウィリアムズバーグ市。

ウィリアム・アンド・メアリー大学から車で約10分ほどの所にあります。

そして、ここはディズニー映画で有名になった「ポカホンタス」が住んでいた所です。
あの映画の内容はかなり事実に反しているようですけどね・・・。

ま、そんな訳で、ウィリアムズバーグは植民後のアメリカ人にとって、日本でいうところの京都のような場所なのです(歴史の長さは違いますが・・・)。

そして、コロニアル・ウィリアムズバーグと呼ばれる町の中心は、町全体が18世紀の植民地時代を復元しており、"生きた博物館"として知られています。
そこで働く人もみんな当時の格好していて、ただで入れる日光江戸村といった感じ。

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当時使われてた足かせなんかもあります。

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大学内にある「Wren Building」は最古のアカデミックな建物。

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ここでは中国語の授業を受けてたんだけど、しょっちゅう窓の向こうから観光客に覗かれてました・・・。

大学のキャンパス内には大きな湖もあり、ボートに乗って優雅に自然を楽しむ事もできます。


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初夏にはホタルが沢山舞って、とっても神秘的!!

天気が良い日は、みんな芝生に座ったり寝そべったりしながら宿題やってました。

こちらはキャンパス内の桜。

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のんびりのどかな土地柄で、北部のNYやボストンなどに比べるとフレンドリーな人も多かったのですが、保守的な考え方の人も多かったですね。

続いては、その辺のエピソードもね・・・
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【2010/04/15 01:26】 | 未分類
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No title
R.Oki
こんにちは。
バージニア留学記懐かしく読ませて頂いています。
う~む。私がいたシャーロッツビルより、大分美しいところですね。
内陸部と沿岸部の違いもあるのかな。
私の印象は日本の郊外と田舎の寄せ集めという感じでした。
保守的は保守的ですよね。

No title
あっこ
リンチバーグはシャーロッツビルに近かったのでよく通りましたよ。
モンティチェロにも行ったし。あそこも綺麗なところでしたね。
UVAは大学自体が大きいから、シャーロッツビルは大学都市のイメージが強かったです。
ウィリアムズバーグも「沿岸部」というほど海に近くはなかったですが、近くにあったジェームズ川は海のように大きかったですよ!

No title
いずみ
はじめまして☆
主人が7月よりMBA取得のためW&Mに行くことになり、
ウィリアムズバークについて検索したところ辿り着きました(^^)
2歳の娘と一緒に行く予定なので、
ショッピングの事や病院の事など教えて頂けたら嬉しいです☆
続きを楽しみにしています♪

No title
あっこ
いずみさん
コメントありがとうございます!
ウィリアムズバーグに行くんですか!それは楽しみですね。
私の情報は10年以上前なので(^^;)、お店などは随分今と変わっていると思いますが・・・。
大学から車でちょっと行った所にアウトレットのショッピングセンターがありましたよ。そんなに大きくはなかったけれど、たまに行きました。
日本食の食料品だけを扱ったお店は当時なかったので、ちゃんとした物を買いたければ、DCなどちょっと遠出しなければなりませんでしたねぇ。

そうそう、大学の正門を出てすぐの所に、サンドイッチなどが食べられるベーカリーカフェがあるのですが、そこのパンと、「ドレッシング」と呼ばれてているソースがとっても美味しかったです。
お店の名前が思い出せないのですが・・・。ちょっと友達に聞いてみますね。

病院は学校内にメディカルセンターがあったので、外の病院には行きませんでした。もともとあまり病気をしない性質でして・・・
でも、お子さんを連れて行くなら調べておいた方がいいですよね。


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2年間、リンチバーグ大学に通い、夏に2ヶ月ほどヨーロッパを放浪した事もあって、3年生に進む前に1年間日本に帰ってきて働くことにしました。

アメリカでは大学をトランスファー(転校)するのはとても一般的で、私も3年生からもう少し大きい大学に行こうと思っていたので、日本に居る間に願書を提出。

ボストンやワシントンDCで、幾つか日本でも名の通った大学に受かったのですが、結局バージニアののんびりした風土が気に入っていた私は、同じバージニア州のウィリアムズバーグという所にある、ウィリアム・アンド・メアリー大学に入ることに決めました。

この大学は、なぜか日本ではあまり知られていないのですが、アメリカでハーバード大学に次いで二番目に古く、州立大学としては一番歴史のある大学なんですよ~。
(創立1693年だから、日本では江戸時代、第5代将軍・徳川綱吉が、ワンちゃん猫ちゃんを可愛がり過ぎてた頃ですね・・・。)

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トーマス・ジェファーソンをはじめ、大統領やら、国務長官といった歴史の教科書に載ってる人も数多く輩出してます。
現在国防長官のロバート・ゲーツや、女優のグレン・クロースも私の先輩!ムフフ

恐らく、総合大学にしては小規模で、あまり日本人留学生が多くないから知られていないのかもしれませんね。
慶応大学と提携していて、交換留学プログラムがあったりするんだけど、ほとんどの日本人学生はインターナショナルスクール出身者でしたし・・・。

あとは、名前が日本人には読みづらいんですよね。LとRが混在している上、長いから憶えられない!

そもそも、当時のイングランド王、ウィリアム3世とその妃メアリー2世にちなんで付けられたというネーミング・・・
日本で言ったら、太郎と花子みたいな感じでしょ?

「太郎と花子大学」ってあんまり良い大学っぽくないですよねぇ・・・

いや、太郎さんと花子さんがどうという事ではなく、大学の名前としてはいかがなもんかしらねぇ。

しかし、例え名前がおかしくても、憶えづらくても、名門の大学なのです!

はい。

ま、そんな訳で、一年間学業から離れていたにも関わらず、いきなりハイレベルな環境に来てしまった私・・・

入るのも大変だけど、出るのはもっと大変!
学部の勉強が厳しい事で有名らしく、自殺率が全米トップという噂もあったほど・・・

知っていたら絶対行かなかったのにぃっ!!

まぁその噂に違わず、勉強はハードでした。留学生だからという言い訳は一切通じない!

・・・またまた寝られない日が続きましたがな(;_;)

これはリンチバーグでもそうでしたけど、一学期中、3日以上クラスを休んでしまうと落第になるんですぅ~っ!!
食中毒で1週間、飲まず食わずの生活をしていた時も、這いつくばりながらクラスに行きました・・・

まぁ、出席しないと授業についていけなくなるので、休むわけにはいかなかったんですけどね。

はぁ~・・・

あんなに勉強したのに、今、頭の中に何も残っていないのはどうしてだろうか・・・ (^_^;)

脳みそのリバウンド現象!?

でも、本当にあの頃は頑張ったよ。

そして、勉強に追われながらも空いた時間を作って、アカペラグループで歌ったり、ボランティア活動したり、日本語クラスのTA(Teacher's assistantと言って、先生の手伝いをするポジション)として働いたりしてました。

これは、日本語クラスを取っていた生徒達と一緒に「Asian Day」で出し物をした時の写真。
桃太郎の劇と、盆踊りをしました・・・

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この時、他のアジア人留学生は自国の伝統芸能を見事に披露していたのに、日本人は私を含め、自分の国の文化をあまりよく知らない事に気づき・・・

帰国後、日本舞踊を習い始めた私・・・。

そして・・・ちゃんと卒業しましたよ!

ジャーン!

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憧れのcap and gownを着て受け取った卒業証書。

・・・つづく

次回は、ウィリアム&メアリー大学があるウィリアムズバーグについて・・・


【2010/04/08 23:14】 | 未分類
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No title
R.Oki
お待ちしていましたバージニア話!しかも連載で読み応えあります。
私は1年でヘトヘトでしたが、良く4年間も頑張りましたね。脱帽です。
バージニア紀行というより、藤本さんの一代青春記ですな。
私が同じなのは、太ったことと秋の紅葉だけのようです(笑)。
借りた家のすぐ裏が大牧場で、東京から来た私は愕然としました・・・。
でも、何もない田舎のせいか、一緒に学んだ日本人学生や学者とは今も交流が続いています。
藤本さんの卒業式の写真、とても清清しくて美人です!!
大先輩のグレン・クロース、私は『運命の逆転』の名演技が好きです。
バージニア話の続き楽しみです。


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先日、Facebook(アメリカ版mixiのようなもの)を通じて、10年以上も連絡を取っていなかった大学の友人、Steveからメールが来ました。

びっくりしましたね~。

卒業後、しばらくは手紙のやり取りをしていたのですが、彼が大学院に行ってから何回か住所が変わり、いつの間にか疎遠になってしまってたのです。

Steveは、4年の時に同じ寮に住んでて、車を持っていなかった私はよく買い物などに連れていってもらいました。
その代わり、私が寮の共同キッチンで食事を作ると、匂いを嗅ぎ付けてやってくるので、よくご馳走してあげたものです。

そんな彼も今やアイオワ大学の教授だって!!
偉くなったもんだ・・・

しかし、驚きはまだまだ続きます。

その一週間後、今度はまた別の友人から知らせがきました。
そしてその友人を介してまた別の友人からも・・・

Facebook凄い!!

ちょっと前には、Mikeという同じ大学の友人がブログを見て連絡をくれたばかり・・・。

ネットというだけあって、本当に世界に繋がってるんだなぁ~。
テクノロジーに感謝です。

とーっても懐かしくて嬉しくなりました。
探してくれてありがとう。

そんな出来事と、このブログにコメントしてくださったOKIさんもバージニアにいたとの事で、なんとなくバージニアの思い出がよみがえってきたので、大学時代の事を書いちゃいます。

そもそも何故バージニアを選んだの?
・・・とよく聞かれます。


私が大学を選んだ際の条件は、

○気候が比較的マイルドで四季があり、自然が満喫できるところ

○小さな町にある、全校生徒3000人以下の小規模な大学 (2年後にトランスファーする予定だったので、とにかく最初は田舎の小さい学校に行きたかったのです)

○それなりに文化が感じられるところ

と言うわけで絞っていったら、バージニアになりました。

つまり、一番の理由は自然条件。

はい、単純です・・・


バージニアは首都ワシントンDCに隣接してますが、ちょっと車で走ると緑豊かなとても美しい州なのです。

ジョン・デンバーが歌う有名な曲「カントリー・ロード(原題:Take me home, country roads)」の歌詞に出てくるブルーリッジ山脈や、シェナンドー川があるのがバージニア。

Almost heaven, West Virginia
Blue Ridge Mountains, Shenandoah River
Life is old there, older than the trees
Younger than the mountains, growin' like a breeze

Country roads, take me home
To the place I belong
West Virginia, mountain momma
Take me home, country roads

天国のような ウェストバージニア
ブルーリッジ山脈  シェナンドー川
木々より長く 山々より若く
そよ風のように 人々は暮らしている

カントリーロード 僕を連れていってよ
僕が育ったあの場所へ
ウェストバージニアの 母なる山々へ
僕を連れていってよ カントリーロード


そう、歌詞にもあるように、天国のように美しいのは確かなのですが・・・

この歌詞では「ウエストバージニア」になってますよね。

でも、ジョン・デンバーさん、実はニューメキシコ州出身で、ウェストバージニアには行った事がないため、バージニアとごちゃまぜになっていたという話です。(^^;)

おいおい・・・曲書くなら、そのくらい確かめようよ。

でも、ウェストバージニア人は、州の知名度が一気にアップして喜んだでしょうね。
(未だにウェストバージニアは、バージニアの西部だと思ってる人が多いですから・・・。)

横道にそれましたが、このようにバージニアには四季がはっきりあって、春には桜が咲き誇り、夏には緑が眩しく、秋は紅葉、冬は雪と、季節感に敏感な日本人の心を満足させてくれる過ごしやすいところなのです。

はじめの二年間は、リンチバーグという山あいの小さな町にいました。

大学では、初めての寮生活を経験し、いろんなカルチャーショックを受けましたが、クラスは少人数制だし、親切な教授も多くて、楽しく学ぶことができました。

こちら、キャンパス内での写真。左側の建物が、一年目に住んでいた寮です。

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何のポーズなんだろうか・・・


最初は膨大な量の宿題に追われて、ほとんど寝ずに勉強してました。
夜中はお腹が空くので、同じ寮に住んでいる友人達とピザなど食べながらやってたお陰で、3ヶ月で15キロ太る羽目に・・・ハハハ

でも徐々に勉強の仕方にもなれて余裕が出てくると、ミュージカルに出演したり、コーラスグループの一員としてフロリダまで行ったり、課外活動も色々やりました。

大学内のミュージカル「Anything Goes」に出演した時のもの。

ミュージカル

左から二番目のDeirdre Quinn(ディアドラ・クイン)は、卒業後も女優を続けていて、サンドラ・ブロック主演の「デンジャラス・ビューティー(原題:Miss Congeniality)で、サンドラのルームメイト役で出てました。
最近では日本でも話題のTVシリーズ「Heroes」にレギュラーで出演しているそうですよ!

・・・つづく





【2010/04/07 00:06】 | 未分類
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No title
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バージニア!懐かしいね~。って私の実家ですがな。
シェナンドアです。本当にきれいなところだよね。
2年ちかく帰っていませんが。。
アキの学生時代がちょっと垣間見れてうれしいです^^

No title
あっこ
あんなに素敵な所が実家なんて羨ましいですわ。
私も卒業以来いってないもんなぁ~。久しぶりに行ってみたいよぉ!
エイミー、アメリカにいる間に東海岸には行かないの?

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桜が満開ですね!

家の近所の飛鳥山もとっても綺麗です。

今日はようやく春らしい陽気になったので、王子駅は花見客でごった返してました。

しかし、今年の桜はかわいそう・・・

冬が暖かかったせいで例年より急いで咲く準備をしてたのに、いざ咲いてみると物凄く寒いし、強い風が容赦なく吹き付けるし、雨も追いうちをかけるように降ってきて、せっかくの年に一度の見せ場をあまり多くの人に楽しんで貰えぬまま散ってしまった花も多いことでしょう・・・。

もちろん、桜にとっては花を咲かせることが目的ではなく、自然の摂理の一部でしかないのでしょうが、これだけ大勢の人が毎年待ち焦がれ、楽しんでいる事は桜にも絶対通じてるはずです。

生きてるんですもの。

だから、寒空で必死に耐えている桜を見ると、「頑張って!」と叫びたくなり、青空に誇らしげに美しい花を広げている姿を見ると、「ありがとう」と声をかけたくなります。

今日は、桜たちも喜んでいるはず。

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まだ頑張ってる桜さん達にたくさん話しかけてあげましょう!!

【2010/04/06 11:59】 | 未分類
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